【神奈川県】大山阿夫利神社 ☆紅葉と絶景の大山詣り☆

古来から関東総鎮護の霊山として崇敬されてきた大山阿夫利(おおやまあふり)神社は、標高1252メートルの山頂に本社、標高696メートルの中腹に下社が鎮座し、かつては江戸から年間20万人以上の庶民が3日の行程をかけて参拝するという「大山詣り」がブームとなっていた。現在では小田急小田原線伊勢原駅北口から大山ケーブル行きのバス(停留所4番)が出ており、バスの終着駅からこま参道を経て、ケーブルカーで下社まで行くことができる。
創建は紀元前97年頃の崇神天皇の御代。御祭神は富士山に祀られる木花咲耶姫の父神でもある山の神様・大山祗大神(オオヤマツミノオオカミ)、水の神様・高龗神(タカオカミノカミ)、雷の神様・大雷神(オオイカヅチノカミ)の3柱で、大自然を司る神々が今も生きて活動する壮大な聖地である。天候が変わりやすいことでも有名で、下界では晴れていても突然霧に覆われたり、風雨に見舞われたりすることが多いことから、別名「あめふり山」と呼ばれ、「阿夫利神社」という呼称もそこから派生したとされる。鎌倉時代に源頼朝公が武運長久と必勝を祈願して当社に刀を納めたことから生まれた「納太刀」という風習は、現代も復活のための活動が行われているとのこと。

ケーブルカーの駅を降りて、下社への石段を上る。ちょうど11月下旬で紅葉が見頃。

手水舎を通り過ぎる人も多いが、参拝前にはしっかりお清めをしておきたい。

この日は参拝者の列が途切れることなく、江戸時代のブームが継続しているかのようだ。

下社の境内から伊勢原市街地を眺望。遠く江ノ島と三浦半島、さらに遠方の房総半島が視界に浮かび上がる。紅葉と夕暮れのコントラストが美しい。

紅葉と夕暮れの絶景を鑑賞する人たち。遠く相模湾西部と伊豆半島のシルエットが見える。

社殿の地下、本殿に通じている巡拝道にあるパワースポット「神泉」。水源地より引かれた大山名水が湧き出ており、ミネラルが豊富な長命延寿の泉として大切にされている。

巡拝道に安置された「一礼来福像」の福神像と君が代に詠われる石灰岩質の「さざれ石」。福神像の上には源頼朝公が奉納したといわれる刀が石壁に掛けられている。

菅原道真公をお祀りする境内社の合格祈願天満宮。右側に立つ小学生の男女は、川崎市学童疎開40周年で川崎市長より奉納された「輝け杉の子像」。

平成25年正月に奉納された「日本三大獅子山 大山獅子」。かつて神社の神域に多く存在した獅子・狛犬復興の願いを込めて、親子二対の獅子が彫られている。

専用のペットボトルで持ち帰った「大山名水」と、紅葉の季節限定の御朱印を拝受。

参拝からの帰り道。すでに日没時刻を過ぎ、ライトアップの紅葉が鮮やかだった。
⛩️INFO
関東総鎮護 大山阿夫利神社
神奈川県伊勢原市大山355(社務局)
電話:0463-95-2006(9:00-17:00)
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