【神奈川県】比々多神社 ☆太古の神々を祀る相模国三之宮☆

令和7年11月7日、伊勢原大神宮を参拝後、そこから西方へ徒歩30分、多くの遺跡や神社仏閣が点在する古代文化の発祥地・比々多地区に鎮座する比々多神社を訪問。平安時代に成立した延喜式神名帳に記載され、相模国三之宮の格式を持つ由緒ある古社である。近隣では縄文中期の環状列石(ストーンサークル)が発掘されており、古くからこの周辺が神聖な地域とされていたことがうかがえる。当神社に伝わる『社伝記』によれば、創建は神武天皇6年(紀元前655)にさかのぼり、相模国の霊峰大山を神体山として豊国主尊(トヨクニヌシノミコト)を国土創造の日本国霊としてお祀りしたことが始まりとされる。
御祭神は豊国主尊のほか、機織りの神で機械・衣料を産み出す稚日女尊(ワカヒルメノミコト)、玉造の神で芸・子宝などを司る天明玉命(アメノアカルタマノミコト)、叡智と武勇の神である日本武尊(ヤマトタケルノミコト)、酒造りの神様である大酒解神(オオサカトケノカミ)、小酒解神(コサカトケノカミ)の6柱。
※大酒解神、小酒解神は大山祇神、木花咲耶姫神の別名という付記もある。

参拝前に花手水でお清め。

恋愛成就・良縁・夫婦円満の満願に導くといわれる、御神木の「相生の欅(けやき)」

鈴紐で結ばれた鈴を鳴らして参拝。実に澄んだ音色がする。

三種の神器のひとつであり、古来より不思議な霊力を発揮させる勾玉。やさしくなでることで、限りなき神威がもたらされるとのこと。

本殿の後ろに鎮座する5つの末社。右から稲荷神社(宇迦之御魂神)、東照宮権現社(徳川家康公)、神明神社(天照皇大神)、弁天社(市杵島姫命)、白山神社(伊邪那岐命、伊邪那美命、菊理姫命)。

本殿から400メートル離れた北方の丘に鎮座する元宮へ。

秘境パワースポット、比々多神社元宮に到着。当初はここに社殿があり、境内は約17万坪の広さに達していたが、戦国時代の争乱に巻き込まれ、社殿は神官の私邸だった現在の場所に移転。今は旧社殿の跡地に小さな鳥居と祠が安置されている。

賽銭箱に小銭を投入し、参拝。

元宮の見晴台から伊勢原の市街地を臨む。遠く三浦半島の稜線が見える。

比々多神社元宮を合わせた見開きの御朱印を拝受。

境内横に設立された三之宮郷土博物館。関東最古の木造「狛犬」をはじめとする神社関係資料や、周辺の遺跡から発掘された貴重な考古学的出土品が展示されている。
⛩️INFO
延喜式内 相模国三之宮 比々多神社
神奈川県伊勢原市三ノ宮1472
電話:0463-95-3237
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